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パルミジャーニ・フルリエから、真紅の薔薇がモチーフの「レ・ローズ・カレ コレクション・グラン・フー ロサ・ミスティカ」が登場   パルミジャーニ・フルリエは、2022年12月に発表したブルーのグラン・フーエナメルで彩られた「ロサ・セレステ」に続き、真紅の薔薇のようなグラン・フー エナメルのリピーター「ロサ・ミスティカ」を発表した。5本のユニークピースで構成される「グラン・フー・コレクション」の最新作となる。   <img src="https://www.webchronos.net/wp-content/uploads/2023/03/1-2.jpg" width="90%" />   赤い薔薇が満開になる季節。この度発表されたメゾンのシグネチャーが入った作品では、眩い赤のグラン・フーエナメルでダイヤルを飾り、裏蓋には「Rose Carrée」の文字が彫られている。グラン・フーは、エナメルを超高温で焼き付ける技法だ。   この「赤い炎」の奇跡が生み出したダイヤルは、18Kホワイトゴールドのケースに収まり、手彫りのエングレービングの美しさを際立たせている。リュウズは、ダイアルカラーに呼応する天然ガーネットのカボションで飾られている。   ロサ・ミスティカとロサ・セレステは、懐中時計「ラ・ローズ・カレ」の特徴をすべて受け継いでいる。ロサ・セレステは、ディテールを<a href="https://www.repkopi.com/" target="_blank">スーパーコピー時計 N級</a>の装着感とより高いレベルのシンプルさで実現。パルミジャーニ・フルリエのウォッチメイキングのクラフツマンシップを表現するために誕生したシリーズの、最初のモデルだ。このシリーズに生まれる作品を結びつけるタイトルであり糸であるのが、「レ・ローズ・カレ」である。   ロサ・ミスティカには、赤い手縫いのアリゲーターストラップが組み合わされ、その裏側もアリゲーターレザーだ。直径42mmのケースは、ホワイトゴールドのブロックから切り出され、ベゼル、ラグ、ケースバンドには、ローズ・カレのモチーフが職人の手で刻印されている。この作業だけでも極めて高い精度と膨大な時間、長年の経験に裏打ちされた確かな技術が要求される。   ハンターケースであることを示すケースバックの2時位置にある蝶番。カバーには大きな四角い薔薇が手彫りで描かれており、何層ものエナメルで覆われている。ダイヤルとカバーのどちらにも、グラン・フーエナメルの技法が用いられている。   ゴールドの文字盤と裏蓋は、まず砕いたガラスからつくられるエナメルで覆われる。ガラスは、一層塗布するたびにさらに細かく研磨され、金属酸化物で着色し、地金と同じ色でグラデーションを作る。焼成は800℃の高温で、一層塗布するたびに行われ、それを六層にわたり調整しながら繰り返し行われる。焼成するとエナメルが溶けて艶が出るが、すでに艶が出ている下の層が再焼成されるリスクもある。これを防ぐためには、温度、時間、材料、塗料それぞれの正確な管理精度が重要な役割を果たすのだ。   <img src="https://www.webchronos.net/wp-content/uploads/2023/03/13.jpg" width="90%" />   ロサ・ミスティカに精気を与えるために選ばれたのは、ミシェル・パルミジャーニが修復師として携わってきた、もっとも高貴で歴史的な複雑機構であるミニッツリピーター。それでも、この稀少な薔薇の時計には、時間、15分、分をオンデマンドで計測するだけでは十分ではなかった。音を奏でるのは、カセドラルゴング。ムーブメントを一周半する並外れたゴングの長さは、より深く豊かな音、より持続的な振動、より感知し易い強い響きをもたらす。   ムーブメントはケースの中に吊られていて、ゴングのヒール部分はダブルスクリューでケースと物理的に接続している。ケースバックとミドルケースのデザインを見直し、共鳴ポケットを作り出し、ホワイトゴールドの質量を軽くしたのも共鳴のためだ。このふたつのポイントは、鳴り響く音の質と音域を高める作用がある。そして、最後の品質基準としたのは、鳴動シーケンスが自動的にデッドタイムをスキップすることだ。例えば3時19分には、3回の時報の後、直ちに2回の15分鐘が鳴り、さらに無音になる隙なく最4回の分鐘が鳴りわたる。   <img src="https://www.webchronos.net/wp-content/uploads/2023/03/12.jpg" width="90%" />   ブリッジの形状、ブリッジの輪郭のくり抜き、オープンワークの大きさと範囲は、芸術的な特徴であり、美的なアイデンティティを示すものであり、仕上げとディテールに細心の注意が払われていることを示す指標でもある。キャリバーPF355のスケルトン化は、2016年に当時パルミジャーニ・フルリエの最高峰コレクションであったモデルに搭載された、「クロノール」と呼ばれるキャリバーPF361を想起させる。   曲線と反曲線、調和のとれた湾曲、面取りの深さ、114箇所ある内角と外角などから見られるように、ロサ・ミスティカは職人の偉業が結集した作品である。面取り、研磨、表面加工はすべて手作業で行われ、手首に咲く薔薇を作り出しているのだ。   Contact info: パルミジャーニ・フルリエ pfd.japan@parmigiani.com

パルミジャーニ・フルリエから、真紅の薔薇がモチーフの「レ・ローズ・カレ コレクション・グラン・フー ロサ・ミスティカ」が登場
  パルミジャーニ・フルリエは、2022年12月に発表したブルーのグラン・フーエナメルで彩られた「ロサ・セレステ」に続き、真紅の薔薇のようなグラン・フー エナメルのリピーター「ロサ・ミスティカ」を発表した。5本のユニークピースで構成される「グラン・フー・コレクション」の最新作となる。

  


  赤い薔薇が満開になる季節。この度発表されたメゾンのシグネチャーが入った作品では、眩い赤のグラン・フーエナメルでダイヤルを飾り、裏蓋には「Rose Carrée」の文字が彫られている。グラン・フーは、エナメルを超高温で焼き付ける技法だ。

  この「赤い炎」の奇跡が生み出したダイヤルは、18Kホワイトゴールドのケースに収まり、手彫りのエングレービングの美しさを際立たせている。リュウズは、ダイアルカラーに呼応する天然ガーネットのカボションで飾られている。

  ロサ・ミスティカとロサ・セレステは、懐中時計「ラ・ローズ・カレ」の特徴をすべて受け継いでいる。ロサ・セレステは、ディテールをスーパーコピー時計 N級の装着感とより高いレベルのシンプルさで実現。パルミジャーニ・フルリエのウォッチメイキングのクラフツマンシップを表現するために誕生したシリーズの、最初のモデルだ。このシリーズに生まれる作品を結びつけるタイトルであり糸であるのが、「レ・ローズ・カレ」である。

  ロサ・ミスティカには、赤い手縫いのアリゲーターストラップが組み合わされ、その裏側もアリゲーターレザーだ。直径42mmのケースは、ホワイトゴールドのブロックから切り出され、ベゼル、ラグ、ケースバンドには、ローズ・カレのモチーフが職人の手で刻印されている。この作業だけでも極めて高い精度と膨大な時間、長年の経験に裏打ちされた確かな技術が要求される。

  ハンターケースであることを示すケースバックの2時位置にある蝶番。カバーには大きな四角い薔薇が手彫りで描かれており、何層ものエナメルで覆われている。ダイヤルとカバーのどちらにも、グラン・フーエナメルの技法が用いられている。

  ゴールドの文字盤と裏蓋は、まず砕いたガラスからつくられるエナメルで覆われる。ガラスは、一層塗布するたびにさらに細かく研磨され、金属酸化物で着色し、地金と同じ色でグラデーションを作る。焼成は800℃の高温で、一層塗布するたびに行われ、それを六層にわたり調整しながら繰り返し行われる。焼成するとエナメルが溶けて艶が出るが、すでに艶が出ている下の層が再焼成されるリスクもある。これを防ぐためには、温度、時間、材料、塗料それぞれの正確な管理精度が重要な役割を果たすのだ。

  


  ロサ・ミスティカに精気を与えるために選ばれたのは、ミシェル・パルミジャーニが修復師として携わってきた、もっとも高貴で歴史的な複雑機構であるミニッツリピーター。それでも、この稀少な薔薇の時計には、時間、15分、分をオンデマンドで計測するだけでは十分ではなかった。音を奏でるのは、カセドラルゴング。ムーブメントを一周半する並外れたゴングの長さは、より深く豊かな音、より持続的な振動、より感知し易い強い響きをもたらす。

  ムーブメントはケースの中に吊られていて、ゴングのヒール部分はダブルスクリューでケースと物理的に接続している。ケースバックとミドルケースのデザインを見直し、共鳴ポケットを作り出し、ホワイトゴールドの質量を軽くしたのも共鳴のためだ。このふたつのポイントは、鳴り響く音の質と音域を高める作用がある。そして、最後の品質基準としたのは、鳴動シーケンスが自動的にデッドタイムをスキップすることだ。例えば3時19分には、3回の時報の後、直ちに2回の15分鐘が鳴り、さらに無音になる隙なく最4回の分鐘が鳴りわたる。

  


  ブリッジの形状、ブリッジの輪郭のくり抜き、オープンワークの大きさと範囲は、芸術的な特徴であり、美的なアイデンティティを示すものであり、仕上げとディテールに細心の注意が払われていることを示す指標でもある。キャリバーPF355のスケルトン化は、2016年に当時パルミジャーニ・フルリエの最高峰コレクションであったモデルに搭載された、「クロノール」と呼ばれるキャリバーPF361を想起させる。

  曲線と反曲線、調和のとれた湾曲、面取りの深さ、114箇所ある内角と外角などから見られるように、ロサ・ミスティカは職人の偉業が結集した作品である。面取り、研磨、表面加工はすべて手作業で行われ、手首に咲く薔薇を作り出しているのだ。

  Contact info: パルミジャーニ・フルリエ pfd.japan@parmigiani.com