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最後の晩餐

21日に友人と今週閉店する居酒屋に行きました。昔から通ってる店で、70歳を過ぎた店主が隠居したいから閉店するそうです。私も試験までは飲み会禁止としたので二重の意味の最後の晩餐でした。飲兵衛メンバーで鳥鍋に鳥サラダにつくねに猪肉に砂肝とレバーの刺身と山芋と枝豆と鳥皮のみぞれ等等、大いに食べて呑んでました。11時を過ぎたころにそろそろ失礼すっかと話してたら店主の奥さんが「今ポップコーン作ってるけど食べる?」と言ってくれたのでそのまま続行し午前様コース。奥さんが「お名残惜しいわね」と言ってくれたのにはジーンときた。最後は梯子して4時まで飲んでました。はははは。
最後に店主から名物の鳥の塩辛の作り方を教えてもらいました。あんな手間が掛かるとは思えなかった。しかも新鮮な肉が手に入らないとダメなのね。それを一皿300円で出してくれてたのね。今更ながらに感動した。そして悲しい。顔馴染みの店が閉まるのはこれで二軒目。2年くらいの間でもう一軒閉まる。歳を減るごとに自分の居場所は増えていくけれど、時と共に減っていく場所もある。ああ無情。
翌日、二日酔いであんな楽しみにしてた日食を見損ねました。馬鹿じゃん。でも後悔はない。