ふと目が覚めるとよく見知った顔があった。葛西さんだ。
「どーも・・・」
朝か昼か夜かはわからないしここがどこかなんで葛西がいるのかもわからないのでとりあえず適当に挨拶してみた。するとその顔が酷く驚いたように歪んだ。
「誠人・・・俺がわかるのか?」
「?、葛西さんでしょ?」
「ああ、そうだ。・・・お前の叔父の葛西だ」
「何を今更・・・何かあった?」
「・・・・」
自分は気を失っていた?何も憶えてないが何かあっただろうか?頭痛も何もなく全く身に覚えがない。
葛西さんはどういうべきか迷うように思案していた。・・・結構複雑な状況らしい。
「・・・実はな・・・」
重い口を開いて話す内容は想像以上の内容だった。
自分は1年半ほど気が狂っていた、らしい。
ある日突然気が狂い精神科の病院に1年間入院していたそうだ。葛西さんは今日たまたま見舞いに来ていたら突然正気に戻ったらしい。・・・そりゃ絶句するはずだ。
そして今は葛西の車に乗ってマンションへ帰るところだった。
車から見る風景は何も変わらず、1年半も経ったとは感じさせなかった。
一年半、自分がいてもいなくても世の中は動いている。そんなものだ。それはそれでいい。
気にかかるのは自分がなにを言ったか、なにをしたか、なにを起したかだ。あとでゆっくり聞こう。
そして・・・
「葛西さん・・・」
「何だ」
「・・・いやいい」
「・・・・」
どこにいるか、どうしているか、どうなったか・・・
一番知りたいくせに怖くて聞くことが出来なかった。
「・・・大丈夫だ」
俺の心中を読んだように、葛西さんはそれだけを言った。
流れる景色を見つめていた。
↑っていう夢を見て久保田にあてはめたネタにしようかと思って書き出したけど暗すぎて途中でヤメタぶつを引っ張りだしてみた。
久保田=自分で葛西=母でした。母は詳しいことを言わず「大丈夫だったから」のみ繰り返す。周囲の人間も明るくさっぱりと「大丈夫」しか言わない。気を遣ったというより本当にそう思ってるだけのようだった。怖くて自分が何したのか聞くことが出来なかった。また、私がいなくても仕事も家庭も大丈夫だったと聞いて私がそれだけの存在だったのだと思い知り打ちのめされた。近年稀に見る悪夢だ。すっげ怖かった。
全く記憶がなくなるのと、途中がすっぽ抜けてるのと、どっちが怖いのか。今回の夢で後者じゃないかと思ったけど何も持ってない場合はどうだろう。家族も友人も仕事も無い人だったら・・・。わからんな。
スパークで唯一手に入れたエロゲーやってるんですがエロにいかない・・・フラッシュゲームは進みにくいな。うむー。
そうそう収穫物が一個しかない原因はね、まわるのが遅かったのもあるんだけどね、何よりもね、久保時サイトさんはうちのみだったのよね、ははは(そっと涙を拭く)。まわりたくてもまわれない罠。今更だけどちょい寂しい。新たな出会いが欲しいな。
オアズケいっぱいされてる久保たんが読みたい。んで元気に走り回ってる時任が読みたい。あとたっちゃむ+修がいれば言うことない。贅沢な悩みなんだろうか・・・。
あ、今月末で2周年だ。何かやれるかな。