タフというアイデンティを幾層にも重なる積層カーボンで体現したG-SHOCK「MT-G」新モデル
メタルと樹脂を組み合わせたハイブリッドなG-SHOCKの“MT-G”シリーズに、積層のカーボン素材をベゼルパーツに使用した、「MTG-B2000YBD」と「MTG-B2000XD」の新作2モデルが登場しました。地層のような横シマの断面を見せる積層カーボンは、無機質なメタルパーツのなかでデザインのアクセントになっています。
ステンレスに比べて約77%の軽量化をしたカーボン積層フレーム
両モデルのベースとなっているのは、ガッシリした12角形のベゼルと、堅牢なデュアルコアガード構造が特徴の「MTG-B2000」。赤が差し色となった「MTG-B2000YBD」(15万9500円、消費税込:以下同)はベゼルフレーム、緑が差し色の「MTG-B2000XD」(14万8500円)はベゼルトップに積層カーボンを採用している。
積層カーボンを時計側面のベゼルフレームに成形した「MTG-B2000YBD」について、カシオ・スーパーコピー 腕時計マーケティング部の金井さんは「フレームの強化と大幅な軽量化、また見た目の新しさを追求した結果、カーボンとグラスファイバーを幾層にも重ねて成形する積層カーボン構造を開発しました」と語る。
カーボンとグラスファイバーのシートを235枚積み重ねて成形した、カーボン積層フレームは、ステンレス製のフレームに比べて約77%もの軽量化を実現。最上層のカーボンシートを3時、6時、9時、12時の位置で側面に回り込むように重ねたり、ラグ部分に筒状のカーボンシートを巻き付けたりすることで強度を増している。
一方、ベゼルトップに積層カーボンを採用した「MTG-B2000XD」は、ベゼル表面にカーボン特有の織り目模様が見えることで、12角形のベゼルがよりタフな印象に。グラスファイバー層に用いられた、新開発のカラーであるグリーンが鮮やかだ。
●重厚感と装着感を両立したレイヤーコンポジットバンド
両モデルともバンドには“レイヤーコンポジットバンド”を採用。
「メタルバンドにファインレジンパーツを組み合わせ、重厚感と装着感を両立しました。MIM(金属粉末射出成形)によるメタルパーツの中空化で、軽量化もあわせて実現しております」(金井さん)
外側は高級感のあるメタルパーツ、内側にはフィット感のよいファインレジンパーツを使用したレイヤーコンポジットバンドは、汗でベタつくことがなく、冷気でヒンヤリすることもなく、季節を選ばず腕に馴染んでくれるはずだ。
また、バンドを交換したり、メンテナンスしたりする際に、バンドを簡単に脱着できる“ダブルスライドレバー構造”を採用している。
G-SHOCKのタフさというアイデンティティを、幾重にも重なった積層カーボンによって体現したMT-Gの新モデル。その独特な積層模様は、腕元で唯一無二の存在感を放つだろう。
●製品仕様
☆MTG-B2000YBD
ケースサイズ:55.1×49.8×15.9mm
重量:131g
ケース・ベゼル素材:カーボン/ステンレススチール
防水性能:20気圧防水
ライト:LEDライト(スーパーイルミネーター、残照機能付き)
駆動時間:約5か月(フル充電時からソーラー発電無しの状態での場合)
約29か月(パワーセービング状態の場合)
●製品仕様
☆MTG-B2000XD
ケースサイズ:55.1×49.8×15.9mm
重量:150g
ケース・ベゼル素材:カーボン/ステンレススチール
防水性能:20気圧防水
ライト:LEDライト(スーパーイルミネーター、残照機能付き)
駆動時間:約5か月(フル充電時からソーラー発電無しの状態での場合)
約29か月(パワーセービング状態の場合)