□ イケナイ子供(?)相談室 B □

久保田→久、時任→時
桂木→桂、相浦→相、室田→室、松原→松、放送部員→放
とある日の荒磯学園放送部室にて・・・

相「桂木となら安心だよな」
桂「何が?」
相「久保田んときは大変だったんだよ」
桂「一緒にしないでよ」
相「確かに、お、時間だな


□ ON AIR □


ピンポンパンポ〜ン♪

『お昼の放送です。今週は特別企画!執行部の皆さんによる何でも相談室を開催しています!!本日は執行部の女帝こと桂木ちゃんとソロバン番頭の相浦くんです!ではお二人よろしくお願いしま〜すv』


「どもー、相浦です」
「こんにちは!桂木です」
「えー、桂木への質問がたくさんきてますんでサクッと答えてもらいましょうか」
「どーぞ!」

「『恋人いますか?どんな人がタイプですか?』3年男子Aより」
「毎日執行部で忙しくてそんな余裕ないわよ。そうね、どっちかというと年上のが好みかしら」

「『姉御と呼んでいいですか?』妹になりたい2年女子Hより」
「いいわよ。もういろんなとこで呼ばれてるもの、今更だわ」

「『僕もハリセンで叩いて下さい!』舎弟希望2年男子Sより」
「私の前で馬鹿な真似すればいつでも叩いてあげるわよ」

「『久保田くんと時任くんって部室でもいちゃいちゃしてるの?』クラスメートのIより」
「・・・何で私に聞くの?見りゃわかんでしょ」

「『来年のバレンタインにチョコ贈っていいですか?』1年女子Tより」
「・・・ありがとう。嬉しいわ。でもミルフィーユのが好きだったりして」

「最後の質問です。『執行部の中で好きな人いないんですか?よりどりみどりじゃないですか!紅一点で羨ましい〜!!!』女子多数より」
「・・・この際だからハッキリ言っとくけどね。執行部唯一の女だからって何も良いことないわよ。ましてやあいつらとくっつくなんて、まず有り得ないから!あのおちゃらけコンビが毎回毎回騒ぎを起こすからその後始末が大変でときめいてる暇なんてありゃしない!
久保田君て背高くてもてるけどあんな何考えてるかわかんない奴なんてごめんだわ!
時任も猫みたいで可愛いけど我侭で俺様すぎて私の好みじゃないし!
第一、この二人をバラバラにしたほうが問題が起こるから出来るだけ離したくないのよ。二人でイチャイチャしてるほうが迷惑だけどまだ平和だわ。
だから二人にちょっかいかけるのは止めて欲しいのよね!してもいいけど私を巻き込まないようにやって!それが出来なきゃ私も黙っちゃいないわよ!」(ぜいぜいと肩で息をする・・・)

「え〜、男気溢れる回答ありがとうございました」
「どういたしまして・・・」
「最後に質問ではなくて桂木へのメッセージが来てるので読み上げます」
「何?」
「『いつも相談に乗ってくれてありがとう』『執行部に相談したくても男の子には言いにくかったので桂木さんが入ってくれて助かった』『先日は助けてくれてありがとう』『女子一人で大変だけどがんばってね』などなど、たくさんの女子から感謝激励の投書が来てるぞ。良かったな」
「///あ、ありがとう。これからも頑張るわ」
「ではではおあとがよろしいようで。また明日!」
「また明日!」


『執行部のお二人ありがとうございました〜相談室は明日もありますのでお楽しみに!』

ピンポンパンポ〜ン♪

ブツッ


□ OFF AIR □


相「お疲れー」
桂「お疲れ様。ねぇ相浦くんへの質問は無かったの?」
相「あったけど桂木の分で時間切れ。良かったな皆分かってくれてて」
桂「///うん」
相「変な質問もあったけどな(笑)」
桂「・・・別に同い年が嫌ってわけじゃないのよ?」
相「何が?」
桂「何でもない」


放送を聞いた執行部の部室にて・・・


時「最初の質問のAって相浦じゃねー?」
久「・・・かも」
松「さっさと男らしく告白するのです!」
室「ま、じっくりでいいんじゃないか?二人らしくて」


世話が焼けるのはのは俺達だけじゃないよなーってちょっぴり思う一同であった。


桂木ちゃんの立場って美味しいけどそれ以上に大変だろうなと思います。
それをそのまま書いてみました。
実は相浦×桂木をひそかにプッシュv

2007.9月 ss部屋へ収納

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