□ あなたにとっての愛とは? (WAバージョン) □

Q、久保田君と時任君へ質問です。あなたにとって”愛”とは?

「久保ちゃんまた変なお題が来た」
「まあスタンダードっちゃスタンダードだよね」
「そうかぁ?んじゃ久保ちゃんにとって愛ってなんだ?」
「そうねえ・・・、エゴイズム、執着心、かな」
「なんだそりゃ」
「昔読んだ本にね、英語のLOVEって言葉を訳すと日本の相対死、心中だと表現した本があったの。生きてるときも死んでる時も離しはしないって感じにね」
「なんか暗いイメージだな」
「愛って言葉は仏教の愛別離苦の煩悩の一種だとも書いてあったんだよね。たしかに”恋”はなんか優しい気がするし綺麗な部分がのこってそうだけど、”愛”になるとこう汚い部分も綺麗な部分もグチャグチャに交じり合って離れない、離さないって気がするんだよね。だから執着、エゴかなって思うの」
「なんか分かるような分からないような・・・」
「お前は分かんなくていいの」
「何だよそれ、なんか腹立つ」
「だって堕ちるときも離せないんだもん。そんなの分かんないほうがいいじゃない?」
「・・・なんかやけに実感こもってるよな。昔なんかあったのかよ?」
「昔が気になる?(現在の話だけど)」
「なんねーよっ」
「つれないなー、んじゃ時任にとって愛って何?」
「んー、”一緒にいること”だな!」
「一緒にいること?」
「そ、一緒にいられるよう努力するってこと!なんか口で好きだとか愛してるだとか言ってるよりか傍にいることのほうが大事じゃん。一緒にご飯食ったり、話したり、ゲームしたりするのが大切だと思う。そいつが困ってても傍にいなきゃ助けてやれねえしな」
「お前らしいやね、でも”一緒にいること”ねえ・・・」
「なんだよ、にやにやしやがって」
「えー、だってさ、時任ってばかなり前から俺に『一緒にいるかんな』ってよく言ってたじゃない?あれって愛の告白だったのかなあって思ってさ」
「××××っ!!!」(否定できない様子です)
「いやー時任君てば情熱的だなあ。もっと早く教えてくれれば良かったのにー。俺ってばいらない我慢しちゃったなあ。時任ってなかなか言ってくれなかったしねー」
「うるせーっ黙れ!!」
「いやー、イイこと聞いたなあ。このお題サイコー」
「サイテーだっ!!」
「照れない、照れない」
「うっせ馬鹿!」

こうして照れて拗ねた時任の機嫌を直すために、久保田君はカレー以外の夕飯を作ったり、一緒にゲームをしたり、カロリーメートを買いに行ったりしました。見事な尽くしっぷりです。
愛があればそれもまた楽し。



終わり
出来上がってる二人の会話です。CDでの時任の『一緒にいるかんな』って告白みたいだなーって思ったのが元ネタです。久保田はただの薀蓄ですね。愛ってなんでしょうねえ、あはは。私はたまに『愛してる』といわれるより毎日『好き』って言われるほうが好きですね。もしくは言いたい派。

2006.11.14

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