久保時生誕祭2008 投稿作品


[37] 遅くなったけど、時任おめでとう!!  
■莉央  投稿日:2008/09/12 (Fri) 16:54    
  Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 7.0; Windows NT 6.0; SV1; SLCC1; .NET CLR 2.0.50727; Media Center PC 5.0; .NET CLR 3.0.04506; .NET CLR 1.1.4322)
なんとなく目が覚めると、隣に久保ちゃんがいなくなってた。
「久保ちゃん…?」
まぁ、もう朝だし起きてるのかもしれないけど。
頭が覚醒してくると、甘い匂いがするのに気が付いた。
「なんだ、これ」
ベッドから起き上がり、扉を開ける、
「時任、誕生日おめでとう」
と、そこにはテーブルの上のケーキとやけににこやかな久保ちゃんが居た。
「なにしてんの」
「朝早くに起きて、昨日から仕込んでたケーキを焼いて、時任を迎えてるんだけど?」
「…久保ちゃんが作ったの、コレ」
テーブルの上のケーキはまぁそれなりに手作りっぽくて、チョコレートには『HAPPY BIRTHDAY 時任』とか書いてあっちゃったりして。
苺が規則的に真っ白なケーキの上に並んでる。
「慣れないことはするもんじゃないね」
「上手いじゃん」
「5回くらいは失敗したけどね。
火、付けよっか」
「うん」
ケーキに立てられた、大小の蝋燭にが久保ちゃんが火を付けていく。
なんどかクーラーの風のせいで消えたけど、1分ほど経つとすべてに火が付いた。
「Happy Birthday 時任」
「さんきゅ」
フッと一気にすべての蝋燭を消す。
溶けた蝋が固まって止まった。
「食べていいよ」
「ホールで?」
「うん」
「久保ちゃんは?」
「お前が食べて、余ってればね」
「………」
そんな久保ちゃんを睨みつけ、俺はケーキをフォークで取れる分だけ口に入れて、久保ちゃんにキスした。
てか、口移しで半分無理矢理押し込んだ。
「喰った?」
「…食べた」
口の中でだ液まみれになったスポンジは柔らかすぎたけど、それでも愛のせいか美味しく感じた。
「時任」
「なに」
「生まれてきてくれて、ありがとう」
「ん」
「好きだよ」
「俺も」
きっと俺は来年もこうやって誕生日を迎えれるんだ。
久保ちゃんと。

―――――――――――――――――――――――
だいぶ遅くなってしまいました!!
もう終わっちゃいますね…
すいません
久保時はずーっと幸せでいればいいと思います


■犬´  -2008/09/13 (Sat) 08:49
ありがとうございました!

いえいえいえ、まだ期間中ですから余裕でセーフですよ!
最後までお祝いしたい!という気持ちが伝わって嬉しいですよvv
ご参加ありがとうございました!