ロイヤルウェディングパロ |
★配役★ ウィリア○皇子=ナル、ケイ○皇○妃=麻衣、ダイ○ナ妃=ルエラ、ヘン○ー皇子=ジーン、他適当 ★ロイヤルパロ①★ 麻衣「もう嫌ッ!こんなどこ行ってもパパラッチに追われる生活なんてもう嫌なの!」 ナル「諦めろ。僕は皇太子だから仕方ない。」 麻衣「それだって酷過ぎる!外なら仕方ないけど家にいたって追われるんだもん!!ベッドルーム覗いてたことだってあるんだよ!」 ナル「ベッドルームを・・・?」 麻衣「パパラッチの幽霊。死んでも仕事熱心なんだよね」 ナル「ぼーさんを呼べ」 迷惑なパパラッチは一発除霊!リンさんに結界張ってもらってシャットアウト!! ★ロイヤルパロ②★ 麻衣「何でこんな性格極悪な王子がこんな人気あるのかね」 ナル「その分賢くて美しいから」 麻衣「そこのパパラッチさーん!ここに王子様いるよ!!」 時には謙遜も必要です。 ★ロイヤルパロ③★ ナル「僕もパパラッチに追われる生活は嫌気がさしている。そこで対策を打とうと思う」 麻衣「何するの?」 ナル「表向きは別れた事にして、別の婚約者候補を立てるつもりだ」 麻衣「そっか・・・じゃあ暫く会えないね」 ナル「まさか。それじゃ意味が無い」 麻衣「え、でも別れた振りするなら暫く会わない方がいいよね?」 ナル「外ではな」 麻衣「へ?」 ナル「一緒に暮らそう。もう部屋は確保している」 麻衣「ええええええ/////」 かくしてパパラッチに隠れて同棲生活満喫中 ★ロイヤルパロ④★ ナル「そんな訳で原さん。ご協力願えますか?」 真砂子「よろしくてよ。私も安原さんとの隠れ蓑になりますもの」 ナル「助かります」 真砂子「お互い大変ですわね」 ナル「本当に」 同時にため息をつく二人。そこはかとなく友情が生まれた瞬間だった ★ロイヤルパロ⑤★ 麻衣「これってどういうことよ!」 『ナル皇太子!深夜のパブで女性と密会!!』と書かれた週刊誌が付きだされた。 見開きでナルと見知らぬ女性が抱きあっている写真がデカデカと載っている。 ナル「誤解だ」 麻衣「しらばっくれたってこーんなバッチリ写真撮られてるじゃんか!」 ナル「いや、相手は幽霊だ。浮気には値しない」 麻衣「余計悪いわーーーーーー!」 もちろん大ゲンカ。破局寸前までいったそうな・・・。 ★ロイヤルパロ⑥★ ナルと別れた麻衣。パパラッチのいない生活満喫中☆ 麻衣「はぁ~一人って気楽でいいわ」 ジーン「じゃあ一人に飽きたら僕と付き合ってよ」 麻衣「お断り!ナルに様子見してこいって言われたの?」 ジーン「ははは、見破られてるか」 麻衣「ジーンはナルに甘いね」 ジーン「それだけ麻衣がナルにとって大事だから。ね、考え直さない?」 麻衣「・・・今はまだ無理」 ジーン「そっか」 正確には「麻衣の様子を見てこい」の他に「麻衣の持ち物を何か盗ってこい」とも言われたジーンだった。麻衣さん史上最悪のストーカーに付きまとわれてますが自覚無し。 ★ロイヤルパロ⑦★ 王子様、麻衣のハンカチでサイコメトリ中☆ ナル「・・・麻衣の傍に凡庸で大人しそうな顔の男が見えた・・・」 ジーン「ああ、吉見さんね。クラブの先輩でとても優しいイイ人だって麻衣が言ってたよ」 ナル「ふん。麻衣にかかれば誰でもイイ人だろう」 ジーン「少なくとも、そんなストーカーしてるナルよりはイイ人だよね」 ナル「・・・・・・」 ジーン「そんなことしてないでさっさと謝りにいけば?その方が早く復縁できるって」 ナル「煩い」 ジーン「ふーん、じゃあ僕が麻衣口説いちゃおうかな。顔は同じなんだし」 ナル「麻衣のとこに行くのか?」 ジーン「うん。・・・焦る?」 ナル「今度はもっと身につけてるものを盗って来い」 ジーン「本気で口説いてきていい?」 それでもナルに甘いジーンは麻衣の使用済み靴下を盗ってきてあげたそうな。ソックスハンター! ★ロイヤルパロ⑧★ ある日、ナルが出場する乗馬大会に麻衣がやってきた。 ナル「お前は馬アレルギーだったと記憶してたが?」 麻衣「まあね。それでもナルに会いたかったの」 ナル「そうか」 麻衣「・・・ナルは?私に会いたくなかった?」 ナル「・・・・・・麻衣」 麻衣「何?」 ナル「鼻水垂れてる」 麻衣「ちょっとそこの馬さん!このトーヘンボクを蹴っ飛ばして頂戴!!」 復縁は暫く先になりそうです。 ★ロイヤルパロ⑨★ ジーン「ナルさ、スピーチやディベートはバッチリだけど、女心とトーキングに関してはサッパリじゃない?だからこの機会に少し勉強しなよ」 ナル「余計なお世話だ」 ジーン「麻衣とよりを戻したくないの?」 ナル「・・・・・・」 ジーン「じゃ決まり。女心のエキスパート!特別講師の綾子さんお願いしまーす!」 綾子「ほほほほ、任して頂戴!」 ナル「親父心の間違いじゃないか?」 授業の前に説教部屋に連れていかれた王子さまでした。 ★ロイヤルパロ⑩★ ナル「・・・左手出せ」 麻衣「何で?」 ナル「いいから出せ」 強引に左手を掴み、薬指にサファイヤの指輪をはめた。 麻衣「ナル・・・これって・・・」 ナル「いらないなら捨てろ」 麻衣「捨てられる訳ないじゃん!これってルエラ・・・お母さんの婚約指輪でしょ?」 ナル「ルエラがいつか婚約者が出来たら渡せと言っていた。お前が受け取らないなら他に渡す奴はいないからな。捨てるか誰かにくれてやれ」 麻衣「ナル・・・」 王子様は力技で寄りを戻しましたとさ☆ ★ロイヤルパロ⑪★ ナル「指輪のサイズを直さなくていいか?」 麻衣「平気。ぴったりだよ」 ナル「そういえば背も一緒だな。他のサイズも比べてみるか」 何と麻衣とルエラはほとんど全てが同サイズだと判明した! 麻衣「・・・マザコン?」 ナル「指輪返せ」 王子様は拗ねてしまいました。 ★ロイヤルパロ⑫★ 王子様は海軍に所属しております。 ナル「暫く海外作戦で会えない」 麻衣「分かった。気を付けて」 ~遠距離恋愛中~ ジーン「麻衣~、今ナルがホットラインで『元気か?』だって」 麻衣「横着すんなトーヘンボク!って伝えて」 すぐナルから電話がかかってきたそうな。 ★ロイヤルパロ⑬★ 麻衣「どんなドレスにしようかな~、ナルはどんなのがいい?」 ナル「お前の好きにすればいい」 麻衣「沢山有りすぎて迷ってるの!だからナルの要望は?」 ナル「なら、脱がせやすいのを」 麻衣「却下」 そう言いつつも、ウェディングドレスの裾は3mにしてあげました(前の皇太子妃の時は7m)。 ★ロイヤルパロ⑭★ 麻衣「私達がいつ離婚するか賭けの対象になってるんだって」 ナル「ほお?」 麻衣「気が早いよね」 ナル「そもそも結婚しなかったらどうするんだか」 麻衣「・・・この時期にぞれ言う?」 その日、麻衣は拗ねて口を聞いてくれませんでした。花嫁はマリッジブルー。 ★ロイヤルパロ⑮★ 麻衣「将来のためにプレゼント」 麻衣はナルに何かのボトルを渡した。 ナル「何だこれは」 麻衣「育毛剤。家系みたいだから・・・」 そっと頭頂部に視線を送り目をそらす麻衣。 ナル「・・・・・・」 その夜王子様はトイレから出てきませんでした。 ★ロイヤルパロ⑯★ 結婚式当日、ウェディングドレスを纏いレースを被った麻衣がナルに挨拶した。 麻衣「えへへー、レース奇麗でしょーw」 ナル「ああ、見事に顔を隠してるな。七難隠すというんだったか?」 見えないところを痣が出来るくらい殴打される王子様。これぞホントの七難隠す。 ★ロイヤルパロ⑰★ 拗ねた麻衣に何か言わねばならないと思った王子様。 ナル「・・・そのドレスは悪くない」 麻衣「・・・あんたにしちゃ精一杯頑張った方かな」 諦めきった麻衣はこれで機嫌を直したそうな。不憫すぎる皇太子妃。 ★ロイヤルパロ⑱★ 結婚式はつつがなく進み、ナルが麻衣に指輪を贈るシーン。 ナル「指輪が入りにくい。・・・太ったか?」 麻衣「とっとと入れろこのスカタン」 とことん女心の分からない王子様でした。 ★ロイヤルパロ⑲★ 結婚の署名をするため別室に入る二人。 麻衣「何でわざわざ別室に行くの?」 ナル「休憩するためだ。麻衣、お茶」 麻衣「嘘でしょ!?」 モチロン嘘です☆ ★ロイヤルパロ⑳★ 結婚パレードで街中を走る二人。 麻衣「あれ?今ぼうさんの声が聞こえなかった?」 ナル「気のせいだ」 ぼうさんの「考え直せ~!離婚しろぉ!」と叫ぶ声が聞こえたとかないとか・・・。 ★ロイヤルパロ⑳+①★ 二人はバルコニーに立ち、国民からの「キス!」コールを受けていた。 ナル「麻衣・・・」 麻衣「ん///」 二人は顔を寄せてキスするかと思いきや・・・ 寸前でバサッとどこからか幕が落ちてきた! ナル「見世物になる気は無い」 そして幕の下でディープキッス。世紀のブーイングが起きたとさ☆ ★ロイヤルパロ最終回★ 麻衣「いろいろあったけど、やっと結婚出来たね」 ナル「ああ」 麻衣「えーっと・・・不束者ですがこれからもよろしくお願いします」 ナル「・・・こちらこそ」 Congratulations!Happy wedding! ★完★ ネタが尽きたのでこれにて終了。 |
ついったーでやってたけど、改行ないと見にくいのでこちらで一気に上げました。 2011.05.08 |
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