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2011/01/14 二巻感想

ちょっと真面目に考えて、あらためて2巻感想

謎解き的には 元 < リライト
ホラー的には 元 > リライト
物語的には  元 < リライト
キャラ的には 元 > リライト

リライトは面白いが個人的にはティーンズの方が怖くて好みだな。
軍杯あげる必要ないんだが旧ファン的につっこみたいからご容赦を。

長いんで畳ました。

続き

説明多くて嬉しい反面、ホラー度は下がった。面白いのと怖いのとは別なんだ。でも昔より納得のいく展開なので難しいとこだね。
で、も、キャラ的に印象深かったセリフが減ってて残念。展開的には納得だけど、その分キャラ立ち度が減った気もする。ナルの「誤解だ」を筆頭に、ぼうさんの「男に逃げるなんて言うな!」と「中有見せてやろうじゃん」とか、子供っぽいぼうさんが可愛いのが無くなって残念だなー・・・。恰好良いのは増えてるけどさ。でも綾子とジョン的には美味しい。ジョンの凄さがよくわかって萌える。散歩って言って出掛けるのが可愛いよ。
「誤解だ」が無いのは残念だけど、麻衣がナルに対して遠慮なさ度が上がってるとこは好感持てる。「こんなの」とか「こんな奴」とか「助手が馬鹿にされてます」とか「助手の恥は所長の恥です」とかいろいろと。だからこそナルは麻衣に対して異性として構えずに接することが出来るんだと思う。要は配慮の必要ない気楽な相手。ナルの容姿からすれば珍しい部類なんだろう。
ナル自身が女を雇うなんてそれ自体が珍しいと思う。人を人とは思ってないから誰でもこき使いそうだが女は後で面倒という意味で長期的に雇わないと思う。インナーの真砂子や綾子ですら終始名字呼びだったのは面倒回避のためと思われる。そんだけ慎重なんだと思う。
珍しいという意味では十分麻衣ちんは特別です。所詮朴念仁のナルに恋愛要素は期待できん。だからこその美味しいセリフだったんだがな・・・(泣)。
麻衣ちんも性格からして一気に恋愛モードになるタイプとは思えん。夢=好き?ってちょい飛び過ぎ。ここらへんはリライトのが正直納得。だから真砂子とデートしたのは面白くないけどそれより不思議だと思うほうが強くてもいいと思う。
撤収作業中に、「ナルってば真砂子とデートしたんだって?珍しいどういう風の吹き回し?槍降りそ」「ふざけるな、さっさと手を動かせ」(か、「谷山さん、口より手を動かして欲しいものですね?」とかどうだろう)「へーい(あー、やっぱ不本意だったんだなぁ)」、と期待より納得で終わっても良い。

麻衣ちんの心情変化もティーンズとは違いそう。
うーむ、最終巻はどういう風にまとめるんだろ。三人の微妙な関係は崩して欲しくない・・・。楽しみだけど不安も増えたよー!

ナルと麻衣は偶然と偶然が重なって、何故か縁が切れない腐れ縁な二人希望です。んで最後に結婚してしまえ(無茶)。